- きょうかく
- I
きょうかく【侠客】任侠を旨として渡世(トセイ)する人々。 町奴(マチヤツコ)・博徒(バクト)などをいう。 男伊達(オトコダテ)。 渡世人。IIきょうかく【匡郭】木版などの古刊本の各丁の外枠の線。IIIきょうかく【夾角】〔数〕 三角形などの多角形で隣り合う二辺のつくる角。 はさむ角。IVきょうかく【狂客】風流三昧(ザンマイ)の生活をする人。V
「~なにがし, しらら, 吹上とかたり出ければ/笈日記」
きょうかく【胸膈】(1)胸と腹との間。 また, 胸部。「~を前へ出して/草枕(漱石)」
(2)心の中。VI「不肖の臣が~を苦しめ砕くは/浄瑠璃・近江源氏」
きょうかく【胸郭】胸部の骨格。 ヒトでは一二個の胸椎(キヨウツイ)と一二対の肋骨, 一個の胸骨からなり, 籠状をなす。 心臓・肺・食道などを保護し, 胸筋により運動して呼吸を助ける。→ 胸腔VIIきょうかく【脅嚇】おびやかしおどすこと。「短銃を擬しなどして, 其等を~する/鬼啾々(夢柳)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.